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キャンプデビューは道具にこだわらず、レンタルしよう

  • 2020年6月23日
  • 2020年6月23日
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これからキャンプを始めようと思っている方、
道具を買うのは少し待ってください!
キャンプ道具はテーブルひとつとっても、種類がたくさんあります。
その中から自分に最適なものを選ばなくてはなりません。
買ってすぐに、「違った!使いづらい!」となる失敗は避けたいですよね。
ですので、初めはレンタルなどを利用してみてください。
人がおすすめしている道具でも、自分に合わない場合もあります。
まだ知識も経験もなく、スタイルも確立されていない状態では
自分にとって必要なものを見極めることは難しいのです。
初めのうちは道具は買わずに借りる!
実際にやってみると、いろんな発見があるはずです。

自分のキャンプはどんなスタイル?

道具を選ぶときに重要になってくるのは、
自分がどのようなスタイルのキャンプをするのか、
道具に何を求めているのか、です。

移動手段は車?電車?
メンバーは、ソロ?デュオ?ファミリー?
まずこのあたりは、キャンプをする前に大体想像できますね。

では、テーブルや椅子は、どうでしょう?
ハイスタイル?ロースタイル?
ランタンは、ガソリン?LED?
タープやテントは?
…考え出すとキリがないほど、一つの道具に選択肢がたくさんあります。
(それだけキャンプ道具が充実しているということでもありますね。)

人数やメンバーだけでは決められません。自分の好みの問題もあります。

もし借りた道具がハイスタイルのテーブルと椅子だとしたら。
ハイスタイルの使用感がわかりますね。
そして、お店に行ってロースタイルを試してみてください。
一度ハイスタイルでキャンプをしているので、
実際に使用した時の違いを想像しやすくなっているはずです。

実際にキャンプをしてみるのがとても大切です。
一日以上かけて道具を使ってみることで、
お店では想像できなかったような場面に出会うことができます。
「あの時不便だったな、こうなっていれば便利だな」
と気がつくことができます。
ただし、どの道具にもメリット、デメリットがあります。
例えば、広いテーブルは使いやすいですが
その分持ち運びが大変になります。
持ち運びを重視したじゃばらタイプのテーブルは
大きさの割に持ち運びやすいですが、
溝が沢山できるので、少し使いづらいです。
あなたはどこを重要視しますか?

重要なポイントがはっきりしないと、何を買うか決められません。
何度かキャンプをしてみて、段々とわかってくることもあります。
知識も少しずつ付いてきます。
とにかくキャンプをしてみて、使ってみないと、わからないのです。

必要最低限の道具から初めて、少しずつ増やしていく

自分の好みや重要視するポイントがわかってきたところで
実際に購入、ということになるわけですが。
あれもこれもと、一気に買うのには気を付けてください。
あれば便利だな、を全部揃えていると、キャンプグッズが
どんどん増えていってしまいます。
増えれば増えるだけ、準備と撤収が大変になります。
もちろん購入費用もかかりますが、
それだけではなく、保管場所の確保やメンテナンス、
不要になった時の処分など、道具に関わる労力も増えます。

あれば便利だけれど、なくても大丈夫なもの、
他で代用できそうなものは、ひとまず購入は見送りましょう。
まずテントやチェアなど、絶対に必要なものだけ。
他のものはキャンプの回数を重ねていく中で、
使う場面を想像しながら、ゆっくり考えましょう。

時間をかけてよく考えた結果、やはり導入したい!
と思ったものは、ぜひ取り入れてみてください。
あなたのキャンプをより楽しく充実させてくれる道具になります。

キャンプグッズのレンタル方法

キャンプグッズを購入せずにキャンプを始める方法はいくつかあります。

①レンタルをする
キャンプグッズのレンタルショップや、
キャンプ場で貸し出しをしてくれるところもありますね。
1番確実な方法です。

②家族や友人に借りる
周りに快く貸してくれる人がいればいいのですが、
特に初心者だと道具の扱いにも慣れていないので、
壊してしまうかも…という不安や、トラブルになる可能性も
ゼロではないので、あまりおすすめはしません。

③譲ってもらう
キャンプグッズを譲ってくれる人がいたら、ラッキーです。
レンタル費用がかかりません。
返さなくていいので、壊してしまう不安もありません。
譲ってもらったものが気に入れば、そのまま使えますし、
新たに買うとしても、とりあえずキャンプはできるので
焦らずゆっくり考えることができます。

私は幸運なことに、③のパターンでした。
実家にキャンプ道具が一式眠っていたのです。
私が小学生の頃に使っていたものですが、
テント・タープ・チェアから食器まで、すべて揃っていました。
「使わなくなったら返してね」とは言われましたが、
恐らく私たちが使わなければ
実家に眠り続け、いつか処分される運命だったので
何も気にすることなく使えました。
古かったため、色々とハプニングも起こりましたが
自分たちの気に入る道具をじっくり検討することができました。
シュラフは購入するまで、なんと4年もかけました。
キャンプ用のお鍋一式は、不満なく使えているので今も借りたままです。

少しずつお気に入りの道具が揃っていくのも楽しい!

「キャンプ沼」という言葉もあるほどです。
キャンプにハマると、道具も次々と揃えたくなりますが
そこをぐっとこらえて、ゆっくり揃えてみてください。
使わない道具が一つもなく、どの道具も活躍していて
お気に入りばかり、というのはとても気持ちがいいです。
そのためにも、初めは慌てて購入せず、レンタルなどで試してみてくださいね。
回を追うごとに、サイトが少しずつ自分色になっていくのも楽しいですよ。